監修 山梨大学 医学部 血液・腫瘍内科 教授
桐戸 敬太 先生

より良い治療を
続けていくために

より良い治療を続けるためには、共有意思決※1が重要です。共有意思決定とは、医師と患者さんが共に治療の選択をすることを指します。
医師は個々の患者さんの希望を聞いた上で、一緒に治療方針を考えます。最善の治療を選ぶためには、患者さんご自身の意見を伝えることが重要になります。
医師と患者さんの意識調※2の結果をもとに、どのように伝えていけばよいかみていきましょう。

※1:Shared Decision Making(シェアード ディシジョン メーキング ):SDM

※2:医師と患者さんの意識調査について
真性多血症と診断された患者さん(20歳以上)と同疾患を診察している医師を対象としたアンケート調査を2022年3月から7月にかけてファーマエッセンシアジャパン株式会社が実施し、集計・解析は同社の依頼のもとメビックス株式会社(東京都港区)が担当しました。
調査への参加方法は医療施設からの紹介とし、112施設から151人の医師と265人の患者さんに自記入式で回答していただき、郵送で調査票を回収しました。患者さん用の調査票は34問、医師用は29問で、それぞれ属性情報、真性多血症の症状(27項目の症状)、日常生活への影響、治療に関連する項目の4つで構成されています。