監修 愛媛大学大学院 医学系研究科
血液・免疫・感染症内科 教授
竹中克斗 先生

本態性血小板血症とは

本態性血小板血症とはどんな病気ですか?

ドクター

本態性血小板血症とは、血液を造り出す「造血幹細胞ぞうけつかんさいぼう」にJAK2ジャックツーCALRカルレティキュリンMPLエムピーエルなどと呼ばれる遺伝子の変異が生じることで、血液に含まれる細胞(主に血小板)が異常に増えてしまう病気です。
ゆっくり進行するため、すぐに命にかかわる病気ではありませんが、別の病気に移行することもあるため、定期的に診察を受け、治療を行っていく必要があります。

本態性血小板血症は、日本では年間で10万人あたり1~2.5人程度に発症するとの報告があります。女性にやや多くみられ、60歳前後で診断されることが多いですが、40歳未満で診断されることもあります1)

イラスト

造血幹細胞:血液に含まれる赤血球、白血球、血小板のもととなる細胞です。
JAK2、CALR、MPL:造血幹細胞から血液細胞が造られる際に重要なはたらきをします。

1)小松則夫. 綜合臨牀. 2007; 56: 1417-1428.

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